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当社は電気、蒸気そして水を法人(近隣の企業様とグループ企業)に供給しています。
これらの製品は近隣の企業様の生産活動に無くてはならないインフラで、人間の生命活動における“血液”のようなものです。我々は、これらを24時間365日休むことなく供給する使命があります。

発電所概要

発電能力 1号設備:36,000kW、8号設備:16,450kW、9号設備:27,100kW
運転開始時期 1号設備:2015年、8号設備:2008年、9号設備:2012年
年間発電量 約600GWh( 約201,000世帯分)
※防府市56,000世帯の消費電力の約3.6年分、1世帯平均248kWh/月(2015年 電気事業連合会)

当社発電所の仕組み

ボイラーで石炭を主燃料として燃やし、水を蒸気に変えてタービンを回し、発電機で電気に変えています。
「やかん」で水を沸騰させると、ふたを動かすようなエネルギーが生まれますが、発電所はいわば「大きなやかん」。そのエネルギーで、大きな電気を生み出しています。
蒸気の一部はそのまま活用され、その他の蒸気は復水器で冷却されて再利用されます。
燃焼によって発生する窒素酸化物・ばいじん・硫黄酸化物は、集塵機・排煙脱硫装置などを通して、クリーンな排ガスとして放出しています。また燃焼で残った燃えかす(灰)は、セメント等の原料として再利用されています。
当社発電所の仕組み

環境への取組

当社では大気汚染防止法、水質汚濁防止法、省エネ法をはじめとする環境関連法令ならびに防府市と結んでいる環境保全条例を遵守しております。
また、産業廃棄物については、大半を占める石炭灰はセメント材料、路盤材等へ再利用し、工事残材を含め全産業廃棄物の99.9%をリサイクルしております。

環境負荷低減対策実態

ばいじん:電気集じん機、バグフィルター

9号発電設備では電気集じん機、1・8号発電設備ではバグフィルターが付属されており共にボイラーで燃焼後の排ガス中に含まれている灰を捕集する装置となります。電気集じん機は高電圧を印可した放電極と集塵極で捕集しバグフィルターはろ布と呼ばれる織布や不織布で捕集します。

ばいじん:電気集じん機、バグフィルター

硫黄酸化物:排煙脱硫装置

集塵機にて灰捕集後の排ガスを排煙脱硫装置の水と水酸化マグネシウムを接触させ硫黄酸化物を除去すると同時にばいじんも捕集します。

硫黄酸化物:排煙脱硫装置

窒素酸化物:低Noxバーナー

海外では実績があったが国内では初の低Noxバーナーを9号発電設備に採用(後に1号発電設備にも採用)・二段燃焼方式により窒素酸化物を抑制しています。

窒素酸化物:低Noxバーナー

フッ素:排水処理装置(フッ素低減装置)

発電所稼動に伴う排水は排水処理装置を設置し凝集沈殿・濾過・中和等を行い、放流し環境への影響を低減し協定値を遵守しております。

フッ素:排水処理装置(フッ素低減装置)
お客様の声
樹脂製造メーカーの当社には欠かすことのできない、電気・蒸気・水の供給を当社創業以来お願いしております。
防府エネルギーサービス(株)様の電力供給能力は高く、台風や地震など自然災害時においても、送電が停止するようなことは今までありません。また、隣接する湾内への化学物質等流出事故を想定したオイルフェンス展張訓練を毎年共同で行っていますが、若手社員のきびきびとした行動にはいつも感心しています。
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